2005 FEBRUARY COLUMN
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2005.02.08  「ゲージツ」


あんまり中国のことを茶化したネタばっかりやっていると、
「おめぇの所はフォトサイトじゃねいのか?!」
と言われそうですので今回は違う事書きます。

写真、
長い事更新していませんねぇ。
いま旧正月の休みで日本に戻ってきているのですが、
今回の休みは結構時間がありますので、
この滞在期間中に撮ったフォトで2005年のギャラリー一発目を出したいと思います。

どんな写真になるかなぁ。
いつもは普段撮った写真の中からある程度「出せる」と判断した枚数が溜まった段階で出しているのですが、
今回は期間限定なので自分でもどんなギャラリーになるのか分かりません。

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旧正月の年末に上海で、
知り合いの日本人女性に
「友達で写真やっている女の子がいる」
ということで後日紹介してもらってみんなで一緒に食事をしたのですが、
(掲示板にも良く出てくるせいちゃんの店で)
この子がすごく不思議な魅力のある子でした。

ご飯食べながらしばらく話していて、
「私の撮った写真も見てくれますかぁ?」
っていうので、
「はーん、どれどれ」
くらいの勢いでめくっていったら、
これがめちゃくちゃ良いのですよ。

あまりの良さで後ろに崩れ落ちたもんねボク。

雑誌上とかで見る物じゃなくて、
もっと身近に見た物としては、
ここ何年かでプロアマ含めて一番ヨカッタ。

せいちゃんが崩れるボクを支えながら、
「ケータちゃぁん、しっかりしてよ!アンタこれでもボクの師匠なんだから!」
とか言ってたけど、
そんなせいちゃんもうろたえていたもんなぁ。

更に話を聞いていくとですね、
「お母さんは絵を描いています」
ほほう画家さんですか、
「お兄ちゃんは発掘しています」
はっくつぅ?
でお父さんは、
「お父さんはいつも仕事が長続きしなくて今はプタローです」

すばらしい!
恵まれた環境とはまさにこのこと。

そういわれるとお顔立ちがなんだかゲージツ的な感じに見えてくるので不思議だ。

聞けば大学時代に写真部に在籍していたということなのですが、
カメラはEOS55に50mmの単焦点をずーっとつけているだけで、
「カメラの事とかあんまりよく分からないんです」

確かに写真は機材だけじゃないですよ。
でもね、
EOS55に50mmの単焦点一本だけって。
それでこんな写真が撮れるの?
ホントショックでしたよボク。

ものすごい感性だなぁと思いました。
写真は機材じゃない。
それを目の前ではじめて見ました。










2005.02.02  「被害者? 被害者妄想でしょ」


前回に引き続き、
毎回全開ぶっちぎりな記事で我々を楽しませてくれる人民日報日本語版からの記事紹介です。
毎朝仕事前に、
「さぁ、きょうはどんな戯言ぬかしてるかなー」
とちゃんと口に出しつつチェックするのが我々仲間内での日課になっております人民日報日本語版。
今回は2005年01月04日の記事から。

「中国は密輸海賊版活動の世界最大の被害者」

うーむ、タイトルからして、
もうどこか別の世界へ突き抜けてしまったかのような言い放ちっぷりがステキだ。

-以下記事引用-

全国掃黄(ポルノ一掃)弁公室は3日、
広東省の汕頭市と深セン市で違法光ディスクの生産ライン6本を相次いで差し押さえ、
現地公安部門が調査を進めていることを明らかにした。
これにより、2004年に国内で摘発された不法光ディスク生産ラインは21本、
これまでの累計で200本に達した。

同弁公室によると、
これらの生産ラインはすべて、国外で製造され、
外国の海賊版活動グループにより密輸されたもので、
中国が国際的な密輸海賊版活動の最大の被害者であることを示しているという。

同弁公室は広東省の掃黄弁公室に対し、
現地公安部門と積極的に協力して、
これら生産ラインの設備・マザーディスク・原料の入手先と、
製品の保管・輸送・販売状況、不法出版活動のパターンを明らかにし、
取り締まりをさらに強化するよう指示した。(編集NA)

「人民網日本語版」2005年1月4日

-引用終了-


はぁはぁ、
だれか私に酸素マスク持ってきてくれ。


ちかごろの日本ではNHKだの朝日だのとやり合っているようですが、
中国にいる者からするとですね、
いいや!日本にはまだジャーナリズムが生きている!
と叫びたくなります。

中国のマスコミは、
マスコミとしての正常な機能はあまりしていないような気がします。
よもすると北朝鮮から伝わってくるマスコミ報道の色合いと印象がかぶるよなぁと思ったりすることも・・。
(こういうこと書くからボクのサイト、ときに中国国内から閲覧できなくなったりするのかなぁ。
でもホントにそう思うんだもーん)

日本にいる人たちなんかは、
「やっぱり中国は訳の分からない、危ない国だ」
とか。
食品問題などから、
「中国からの土産で、とかく口にするようなものだけは勘弁だよねぇ」
とか、
そう一方的に思いこんでいる人けっこういると思います。

まぁ実際のところ否定できない部分も多々あるのですがぁ(笑)
中国マスコミ報道と中国一般人認識の間は、
年々乖離してきているんじゃないかなぁと思っています。

その一番大きな要因としてボクは、
インターネットをいの一番にあげたい。

10年前と2005年とで、
一般庶民の心の中は随分変わったなぁと思います。
その要因にやはりインターネットの存在は大きい。

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話飛んで。
真偽のほどは別として、
1920年インドはミドナプールにて、
オオカミの住む穴で発見された2人の女の子の話はあまりにも有名です。

人間の子どももきちんと教育しなければ人間らしくならないということを、
これほど身近に物語る例はありません。
(ミドナプール以外にも、動物に育てられた人間の例は意外にも数多くあるのだそうです)

オオカミに育てられた2人の少女の年令は、
2 歳(アマラ)と8歳(カマラ)と推定されました。
発見された当時の2人は、
昼間はうす暗いところで重なり合ってうずくまり、
夜になると四つ足で歩きまわって、
オオカミのように吠えるなど、
まるでオオカミそのものでした。

その後2人の少女はシングという牧師に引き取られ温かく育てられましたが、
(アマラは1年後に死亡、カマラは8年後に死亡)
結局3歳程度の知識しかもつことができず、
人間らしい感情はついにそなわらなかったといわれます。
決してこの少女たちの脳に損傷があったわけではないことは当時の学者達の一致した意見です。
この子たちも私たちと同じように140億という脳細胞をもって生まれていたということです。
にもかかわらずオオカミに育てられれば四つ足で歩き、
水やミルクをペチャペチャなめてしか食べられない人間になるのです。

心理学や教育学の世界でも社会から隔絶されたままで成長した貴重な例として、
「遺伝と環境」を論じる場合などに頻繁に引用されているそうで、
日本においても三つ子の魂百までとはよく言ったもので、
人間は0歳児から3歳児あたりまでにどういう環境で育ったかが非常に重要なのだということですね。

これ以上書くと公安局員に尾行されかねませんのでやめておきますが(うそうそ)
やはり中国のそれをみるにつけ、
日本も最近は人のこと言えたものではありませんが、
教育というのは大切なのだなぁと思います。