2004 OCTOBER COLUMN
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2004.10.09  「鈴鹿」


台風の影響でF1日本GPは本日土曜日の予定が全てキャンセル。
まぁこればっかりは天気のことなので仕方ないですね。

昨日のフリー走行も本降りの雨の中行われたのですが、
寒かったなぁ。

でも近年珍しい、
水しぶきを上げながら走るF1マシンが撮れたので、
皆さんにプレゼントします。

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1024*768の壁紙になっています。

それから、
カメラ情報を少々。
ニコンさんに、
近々発売される新しいフィルムカメラF6を見せて頂きました。
いいですねぇこれ。

まず、
ファインダーが明るくてすごく見やすくなっています。
サイズもF5に比べてなんとなく大きくなっているようないないような。
このファインダーの見え方はF6の一番気に入ったところです。

あとレリーズしたときのシャッター音が静かになっています。

ボディを上から眺めると、
ファインダーとグリップ部分を除いて薄くなっています。

スポーツ写真なんかと違って、
街中をブラブラと歩きながらスナップ写真を撮るようなときは、
連射機能はそれほど必要ありませんから、
バッテリーパックなしの軽い状態は嬉しいですね。
その時の用途に応じてバッテリーパックをつけるかはずすか、
選択が可能になったというのは良いことだと思います。

バッテリーパックを装着した時でも、
縦位置横位置ともに違和感なくグリップ&撮影できます。
それと、
ボクはAFをシャッターボタンではなくて、
設定を変更して背面ボタンで操作するようにしているのですが、
縦位置のAF-ONボタンがF5に比べて操作しやすい場所と形状になっているのは良いなと思いました。

あとボディの作り込み精度は、
全体的にアップしています。

「F6はバッテリーパックの取り外しができて軽くなったら良いね」
なんていう話を数年前、
とあるカメラマンが冗談交じりにしていたのを思い出しましたが、
それが本当になってしまいました。

それでもボクがF6で一番良いなと思うのはやはり、
ファインダーです。
今までずっと使ってきたようなレンズでも、
F6に装着して覗くと少し違う世界が広がります。

明るくて、
見やすい。
この点は本当に良いと思いました。

F5から買い換えるほど良いかというと、
ボクの場合フィルムはほとんど使わないのでF6を購入するかは微妙ですが、
あのクラスの一眼フィルムカメラを購入しようと思っている方には、
購入候補に入ってくるカメラなんじゃないでしょうか。

あとD2Xなんですが、
社内にシミュレーション画像があるだけでまだサンプル画像などはないそうです。

シミュレーション画像とは。
これこれこういうスペックのセンサーと画像エンジンを使用してこういう条件下で撮影すると、
恐らくこういう写真になるだろうと、
コンピューターでシミュレーションした画像のことを言います。

来年1月の発売を発表しているのに、
現段階でそんなことをしていて本当に間に合うのでしょうか。

D2Hの時は発売数ヶ月前でテスト機も実写画像もできあがっていたのですが、
結果的に発売は大きく遅れましたからね。

大きく遅れたあげくLBCASTを採用したD2Hはこけたし、
(D2Xではなりふり構わずSonyと共同開発のCMOSを使うようですが)
APもAFPも共同も鈴鹿では全ての通信社がCanonを使っていたし、
昨年の鈴鹿では8割ほどのフリーランスカメラマンがNikonを使用していたのに、
今年は逆に8割ほどがCanonに変わっていましたし。

デジタルの世界は日進月歩ですから、
今というときはCanonの時代なのかもしれません。










2004.10.02  「上海サーキット」


このコラムではいつも中国の事を茶化してばかりしているボクですが、
(だって、ツッコミどころ満載なんだもの!)
良いものは良いと素直に讃えたいものです。

先日のF1ChinaGPですが、
あのサーキットは素晴らしかったです。

サーキットへのアクセスも以前は安亭インターチェンジで降りて下道を戻るように結構走ったのですが、
現在は上海サーキット専用のインターチェンジがベストのポジションに出来ていて、
更にそこからサーキットの近くまで広くて路面の良い専用道路が出来ているので、
カメラのないここを200kmくらいでカッ飛んでいけばレースに向けて気分は徐々に盛り上がっていきます。

駐車場はサーキットを取り囲むようにぐるりと設置されていて、
観客は自分のスタンドの隣の駐車場へクルマを停めてレースを観戦できます。
(今回のF1は入場規制があって事前に駐車券を入手したクルマしかこの駐車場には入れませんでした)

サーキットを取り囲むように駐車場があり、
その更に外側を周回道路があるのですが、
レース終了後は左回りのみの一方通行になり、
次々とクルマが高速道路の方向へはけていくので、
渋滞らしい渋滞はほとんどありませんでした。

オーバルコースは別として、
他のサーキットと比べても、
ほとんどの観客席からはサーキット全体の雰囲気を掴むことが出来ます。

常設スタンド以外の鉄骨組み上げスタンドは足が細くて、
「強風吹いたら倒れるなこりゃ」
とは思いましたけど、
遠目に見てもこれらスタンドは各コーナーに対して扇形に美しく配置されており、
グランドスタンドの壮大さと相まって、
このサーキットはボクが知る限り最高峰の施設だと思います。










2004.10.01  「前向きな勢い」


ボク自身中国に身を置いている故か麻痺し始めていますが、
この国の感覚はやはりずれている部分もあるのだなと。

・ミハエル 無知なジャーナリストにも紳士的態度
・中国GPこぼれ話

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グローバルスタンダードという言葉があります。
世界基準とか世界標準と訳されるのでしょうか。

言ってみれば現在のグローバルスタンダードは欧米であり、
もっと言うとアメリカであり、
好き嫌いは別にして我々日本人のいうスタンダードというのも深層心理の中で、
欧米のスタンダードになぞった上で成り立っているような所があると思います。

現在中国は急速に発展を遂げています。
中国が経済の世界でも今以上にイニシアチブを握るようになり、
この国の人口は全世界の中で四分の一を占めていますから、
チャイナスタンダードがグローバルスタンダードへ徐々にシフトして行く。
というのはいささか早まった考え方だとしても、
少なからず影響はあるのではないかと思います。

ミハエル・シューマッハに
「なぜアナタはいつも赤い服を着ているのですか?」
と聞くことは、
宣伝プロモーションやスポンサーとの絡みという仕組みを知らないのだなと、
大きく解釈することができますが、
「タイトルはいつ決まるか」
だとか、
「あなたが過去ドライブしていたジャガーチーム」
などと質問すると言うことは、
あまりにも下準備不足で相手に対して失礼です。

大きく解釈しすぎかもしれませんが、
傲慢さやいい加減さ滑稽さ無神経さ、
そして何より、
これら全てをを含んだ前向きな勢いというものが、
現在の中国発展の原動力になっている部分があるとボクは日々思うのですが、
個人的にはこういうスマートじゃない中国はあまり好きではありません。

もちろんスマートな中国というものも時には存在しますがね。

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今日から日本に一時帰国です。
F1の日本グランプリ。
エプソンがB.A.Rチームとスポンサー契約を結んだそうですが、
どこか1日くらいは鈴鹿に顔出してみたいと思います。