2004 MARCH COLUMN
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2004.03.20  「ひな鳥」


1960年代というのは日本のモータリゼーションにとってターニングポイントでした。

・61年ホンダが作った鈴鹿サーキットオープン、その後63年第1回日本グランプリ開催
・64年東京オリンピック開催
・64年東海道新幹線開通
・69年東名高速道路全線開通

こうしてみるとですね

・上海リニアモーターカー開通、その後北京-上海で高速鉄道開通予定
・04年上海サーキットオープン、F1開催
・08年北京オリンピック

同じなんですよ、
40年前の日本と今の上海。

今の上海には家庭にパソコンやインターネットもありますし、
みんな携帯電話持っていますから、
一概に社会全体としての比較はできませんが、
こと自動車のことに関して言うと、
上海中国はまだ40年前だなと、
そういう思いがボクの中にはあります。


話変わって、
鳥のヒナは生まれてきて最初に見たものを自分の母親だと思うそうです。
それだけファーストインパクトが重要だと言うことなのでしょうが、
それは人間だって同じ事。

日本人は60年代鈴鹿サーキットで行われた日本グランプリで、
ポルシェとスカイラインがバリバリのデッドヒートレースを繰り広げたのを見て大いに興奮し、
「日本の技術も世界レベルなんだぁ」
と興奮したそうですが、
(裏話としてポルシェがレースを盛り上げるためアクセルを抜いていたというのはありますが)
いわゆる「レース」とか「走り」について日本人の中で何かが芽生え始めたのはこの頃からでした。

そういう意味で、
昨年末に予定されていた日本のGT選手権上海オールスター戦は、
是非ともやって欲しかったところです。
ひな鳥の母親となるべく。


ああそれから、
中国の自動車業界は40年前だと先ほど書きましたが、
日本や欧米諸国と決定的に違う部分があります。

・自国に世界レベルで戦える自動車メーカーがない
・自国にチューニングパーツやドレスアップパーツを開発できるメーカーがない

中国は以前と比べてずいぶんお金持ちになりました。
みんなマンションやブランドバックを買ったり、
自動車を買ったりします。

でもそれ基本的にみんな外国のものなんですね。

白物家電なんかはハイアールなど、
世界で戦える自国のメーカーが育ってきていますが、
自動車に関しては外資の力がないことにはどうにもなりません。

この違いはかなり決定的で、
中国の自動車マーケットを考えるときに忘れてはならない部分だと思います。

自国に自動車メーカーも部品メーカーもアフターパーツメーカーもない中国人が、
どういう自動車の買い方をして、
どういう維持のしかたをして、
どういう楽しみ方をしていくのか。

先日のラリーを見に行ってそんなことを思っていました。










2004.03.14  「ラリー」


昨年末あたりから更新頻度がずいぶんのろくなっています。
前回のコラムは二週間前に書いたものですが、
ギャラリーに至っては昨年から更新していません。

「マエハラよ、少しやる気が失せてきたか」
と言われそうですが、
いえいえ、少しだなんてそんなことなかですたい、















だ・い・ぶ失せています




まぁ正確にはやる気が失せているわけではなくて、
忙しくて時間がないだけなんだけどね。







昨日ラリー見てきました。

上海市内からクルマで30分くらいの郊外で開催されたんですけど、
シンガポールのタイヤメーカー「GTタイヤ」が冠スポンサーでした。

道路をテープで仕切ってレースやるんですけど、
公安局員が全ての分岐道路に立っているんですね。
きちんと交通整理とか警備をしているわけです。
なかなかレースに協力的だなと。





参加車両は60台前後で、
SS7まで行われました。

ランサーやインプレッサが上位の方で、
下に行くにつれてシビックとかシトロエンとかレビンとか、
車種は様々でしたね。





ギャラリーもかなりの数来ていて、
まぁほとんどが近所の野次馬っぽかったですが、
お婆ちゃんが子ども抱えながら、
「あれはいったい、なんだべなー」
ってな感じで見ているのが面白かったな。

クルマがオーバースピードでちょっとスピンしたりすると、
ダァーって走っていくわけですよギャラリーが。
ウホウホ叫びながら。





各チームのピットになったのは天馬サーキットです。
高速A30線の脇にあるのですが、
いつも横目には見ていましたけど行ったのは初めてでした。





コースレイアウト図。

コース図左側にピットや観客席があって、
これがなかなか立派なのですな。
「ミニサーキット」とは呼べないくらいのサーキットです。
感覚的には筑波サーキットに近いでしょうか。
ラリーイベントのピットは更にその左側の駐車場です。





コースではラリーイベントと関係なく走行が行われていました。
この時間はたまたま二輪のフリー走行時間でした。
見た感じ、
路面の舗装はなかなかのものでしたよ。
走れる車両があったら走りたいなと、
すげー走りたいなと、
悶々と思ったりしましたわ。





コースを離れ再び駐車場側です。
テントのピットは見えている範囲の1.5倍ほどあります。
参加60台ですからラリーイベントとしてはそれなりの体裁を整えています。

ドライバーは白人を含む数人の外国人もいましたが、
中国人ドライバーが予想より多かったですね。
確かに香港やマカオのドライバーも多かったですが、
いわゆる北京や上海といった純粋なる中国大陸ドライバーが多かったのが意外だったかな。

国内中どこでもラリーイベントができるような道路があるし、
それに警察や公安が協力してくれるんだったら、
ラリーは中国で広がりを見せるかもしれない、
そんなことを思った一日でした。
(まじめなレポートおわり)










2004.03.01  「面倒な世の中になったものぢゃ」


近頃本当にウィルスメールやスパムメール(広告メールみたいなもの)が多くなったと思いませんか。

これら必要のないメールはインターネット上のトラフィックを、

かなり混雑させているんじゃないかと思う今日この頃です。

特に中国なんかで仕事をしていると、この手のメールは日常茶飯事的に飛び込んできます。

新しく作ったメールアドレスは、最初のうちは必要なメールしか入ってきませんが、

送った先の人がウィルスに感染していたり、

同じく送った先のPCから何らかの事情で自分のメールアドレスが流出していたりすると、

しばらく使っているうちにウィルスメールやスパムメールが舞い込んで来るようになります。

こうなってしまったら、そのメールアドレスを削除して別のアドレスに乗り換えるしか

根本的な解決方法はないのでしょうか。

しかし仕事で使っていると、 そうポンポンとアドレス変更はできないですよねぇ。

ボクが仕事で使っている公開アドレスなんか、半分近くがスパムメールで、

n -POPがないことには怖くてメールをダイレクトで受信できません。

n-POPはなかなか使えますよ。その手のことで困っている方、使ってみてください。

このソフトは簡単に言うと、メールサーバー上のメールを直接見るソフトです。

最初受信したときには添付のファイルも受信しませんので(添付ファイルがあるかどうかはわかります)

テキストだけを受信し、受信が速いのも良いです。

あとソフト自体も軽いし、動作も軽いのが良いです。

シンプルな構造なのでソフトが壊れにくく、またサーバー上から、

自分がチェックしたメールを削除できるので、これがありがたいです。

というかこれやんないとボクなんかはもうメール受信したくありません。

Windowsに標準で搭載されているアウトルックエクスプレスは現在バージョン6が最新ですが、

バージョン7からはこのサーバー上からのメール削除機能を標準搭載した方がいいんじゃないでしょうか。

Windows標準搭載のメーラーがこの機能を備えたら、

ウィルスに感染するPCはだいぶ減るんじゃないかと思います。

ボクはオフィスのデスクトップと自宅のデスクトップ、それに移動用にノートPCを使っていますが、

その全てにn-POPが入っています。

特にノートPCは出先でネットに接続したりメールを読んだりすることが多いです。

n-POPで受信しテキストだけを読んでおいて、

基本的には事務所に戻ってからデスクトップPCから本格的に返事を書いたりするのですが、

緊急の場合には出先からメールを返信します。

だからボクのノートPCは、受信はn-POP、送信はアウトルックエクスプレス、になっています。

ちなみに誤操作防止(誤って受信しちゃった、など)のために、

アウトルックエクスプレスのPOP3情報は入れてありません。

完全にアウトルックエクスプレスは送信専用ソフトにしています。

こうしておくと、Webブラウジング経由で感染するウィルス以外、

つまりメールからウィルス感染することはありません。(自分が操作をミスったらダメだけどね)

ウィルス対策ソフトを使っていても、100%身を守れる保証はないですから、

面倒ですがボクはそうしています。皆さんはどうしていますか。

上記n-POPの作者さんサイトでその説明がわかりにくい方は、

こちらにもありますので見てみてください。