2003 JUNE COLUMN
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2003.06.29  「飛ばすぞぉ!」


上海メイリングリストを主催している山岡さんという人が「我的上海」という本を書いた。
この本の表紙とか中で使う写真にボクの写真が使われていますので、
興味のある方はどうぞ。
(少数発行なので店頭には並ばんと思います)

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さて今日はIKEAというインテリアショップというか雑貨屋というか、に行ってきたのですが、
そこでの出来事。(英文サイト中文サイト日文サイト

4月にリニューアルオープンし混雑していた以前の店から広々となり、
その他ウィークポイントだったところなんかも改善されていて、
「あぁやっぱり、伸びる会社というのはこういう細かいところが違うなぁ」
と感心していたら、とある30代の男性客が女性店員に



「おいネーチャン、出口は一体どこやねん」



「はいお客様、順路をそのまま前へ進めば出られますが」



「出口も分からんような作り方すな、アフォ。
いくらなんでも広すぎるわ!」




「はぁ」



「こんな店、

二度とこねぇかんな!」





うむ。
確かに店は広大だが、
それだけの理由で店員にここまで悪態がつけるとはこのオッサン、
今日は生理で情緒不安定だったのだろうか。




次に歩き疲れてフードコートでホットドッグを買おうと順番待ちをしていたところ、
前の人が一歩進んだ。
ボクもそれに続こうかと思っていたら後ろからおばちゃんが、



「なにグズグズしてるのよ。早く進みなさいよ!」


「こんな長蛇の列でイライラしたって・・・」
と日本語でボソッと漏らしたら


「何ブツブツ言ってるのよ、中国語で言いなさいよ中国語でぇ!
あたしは急いでいるんだから」

と言いながらボクを追い抜かして、
おまけにわざと体をどぉーんとぶつけながら前の方へスタコラ行ってしまった。


プチンと切れてしまったボクはツカツカとおばちゃんに駆け寄り、
むんずとおばちゃんのふくよかなウデを握り、

「ババァあんまりなめてると、
熱狂するトラファンのスタンドにGのユニフォーム着せたまんま投げ込んだるどぉ」
とか

「カリッカリのトゲットゲに揚げあがった三河湾特大エビフリャアをオドレのマ●コにぶち込んで、
大出血の切れ痔になるまで何度でも出し入れしたるどぉ」
とか、

とにかく思いつく限りのきちゃならしい中国語を満面の笑顔でささやいてあげた。


ドタマが少し冷えてきたら
「オレ、なんてはしたない事しちゃったんだろう」
と少し反省致しますた。
どのような環境の中にあったとしても、
それにつられて自分自身が曲がってしまわないようにと自戒しますた。


ちなみに、
ボクは何事もシャキシャキとこなす方で、
前の人との間隔はそんなにあけていなかったのにな・・・。


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自動車免許を取得した。
念願かなった。
とても嬉しいっす。

これで大好きな自動車を心おきなく飛ばせるわけですが、
人も一緒に飛ばしてしまわないよう安全運転しまっす。
(中国の道路を知らない人にはこの意味わかんないでしょうねえ、笑)










2003.06.22  「コースは良いんだけどね」


曲陽公園のカート場、
一年ぶりくらいに行ってきました。

←最終コーナー方向


←真ん中あたり




←1コーナー方向


ここのコースは一度倒産しちゃったんですね。
最近オーナーが変わってまた再開しました。
今度は上海人のオーナーだそうです。


←レストルーム




でもね、
以前の経営の方がレンタルカートの整備も行き届いていたし、
(今回のマシンは以前の使い古しですが、全部コンディションがイマイチでした)
スタッフの皆さんのサービスも良かったように思います。


ps
奥住さん、
長い間おつとめご苦労様でした。










2003.06.21  「良識パパと小便パパ」


とあるビルの下で、
ボクはエレベーターを待っていた。

ドアが開いて人が大勢降りてきて、
エレベーターに乗り込む。

「むむ、なんか匂うなぁ」

どうやら誰かがエレベーターの中で屁をこいたようである。

臭いなぁ。
わざわざエレベーターの中に自分の屁を残して去らんでも・・・。




「おーい、すみません。ちょっと待ってくださーい」

ドアを閉めようと思ったらお父さんと6歳くらいの男の子が駆け込んできた。
ボクはコントローラーボタンでドアを開けこの親子を迎え入れた。
エレベーターは登りだした。

パパ「ん、なんか匂うなぁ。誰かがオナラをしたんだね。
   まったく、臭いねぇ。ひどいヤツだねぇ。(←子どもに向かって)」

お、
このパパは子どもに対してなかなかしつけができておるな、
感心感心。

そう思っていたら、
広いエレベーター室なのにコントローラーの前に立っているボクのすぐ後ろに子どもがついた。
パパがそれを補助している気配がする。

奇妙なポジショニングだなと思って後ろを振り返ると、
子どもがそこで小便を垂れていた。







「おいっ!」







流石の温厚なボクチンも 大きな声を出してしまつたでわないか。
しかも思わず日本語で。。


良識パパだと思っていたのに、
エレベーターの中でおしっこをさせているんである。
なんたるこっちゃ。


百歩譲って子どものおしっこが我慢できない状況だったのかもしれない、(そんな風には見えなかったけれど)
しかーすぃ、
「わざわざボクチンの真後ろでするこたぁないんじゃないのか?」
おつりがしっかりボクの足にかかってたし・・・。


ボクはつたない中国語で公共道徳とはなんぞやというのを、
タラタラと伝えたつもりだったけどぉ、
小便パパと小便ムスコの耳にはザルだったようで、
キョトーンとした顔で逆に不思議がられてしまった。


ううむぅ、
中国は何年いても、
例えすんごーい発展していると世界中から言われようが、
やっぱし相当にミステリアスな国であるようだ。










2003.06.12  「そんなすぐには変わんないよなぁ」


一昨日街中を歩いていたら、
麺屋の前に立っていたオヤジが手鼻を切った。

数秒後その鼻汁の一滴が風に乗ってボクの左目へ・・・。
そのせいか左目にでき物のようなものができかけていて痛いっす。

SARSの教訓は衛生観念にあんまし活かされていないようである。










2003.06.09  「ワテのマシンで蘇州まで 後編」


クルマはすべり出した。
路面はセミウェットだがおおむね順調だ。

サンタナのシートは座りにくくて疲れるので、
ヘッドレストを勝手に引っこ抜いて、
転がっていたクッションを腰と頭の両方に当て、
長距離ドライブにも耐えられるよう準備した。

ボクはこのサンタナのリアシート(フロントはまだマシ)が好きじゃない。
座面が後ろの方に向かって傾斜していてお尻が背もたれとの隙間に落ち込んでいくような感じだ。
背もたれの角度も悪く、
ヘッドレストも「もたれよう」とする人間の事など全く配慮していないような角度と材質でついている。
何よりもシートのあんこがよろしくない。
これは中国生産のサンタナだけの話なんだろうか。

相乗りしてきたヤツがとってもお喋りでしかも地声のでかいオッサンだったのだが、
携帯でどこかに電話を4-5本かけて、
自分のしゃべりたいことを運転手や僕らに喋るだけ喋ったら疲れて寝てしまったので、
こちらも寝ていくことにした。

次に目覚めたときには蘇州の駅で、
うるさい相乗りオヤジが今まさに降りていくところだった。

用事を済ませて蘇州から戻る高速を飛ばしていると、
前方にえらく長い渋滞が見えてくるではないか。
これは後で分かった事なんだけれども、
SARSに関係して検問を行っていたからなのだ。

所々に警官が立ち、
白衣を着た検査官もたくさんうろうろしている。
上海に入るために書類を書かされて
←記入見本の看板
とにかくえらい待たされた。

検問のインターでクルマはいったん全て強制的におろされ、
上海に入りたい人間はそこからUターンして再びインターを入り上海の市中心に行かなければならない。

ながーい行列を待っている間、
SARS検問に対して「ったく、うぜーよなー」みたいな意識を共有していた運転手と僕らは、
上海に着く頃には変な連帯感でまとまって、
妙に親密な関係になっていた。










2003.06.04  「翻訳サイト」


皆様、
大変良いものを発見しました。

これまで日英とか英日の無料翻訳サイトはたくさんありましたが、
日中・中日の翻訳サイトがついにでますた。

インフォシークのマルチ翻訳というヤツです。
英語や韓国語に加えてこのたび中国語が使えるようになったのですが、
「現在中国語翻訳機能を準備中です」
と表示されてからずっと待っておりました。
この手のものが今までなかっただけに、
こりゃあ良いです。

皆さんも試しに使ってみてください。


ワテのマシンで蘇州までの後編は次回にします。










2003.06.03  「ワテのマシンで蘇州まで」


先週のことなんですが、
蘇州へ行ってきました。
どうしても行かねばならぬ、おすごとで。

SARSの影響で
「上海へ戻ったらクルマを丸ごと消毒しなければいけない」
とかその他色んな未確認情報が飛び交っていたので、
公共交通機関で行こうと思ったわけですワタクシ。

「電車も良いけど、バスで行ったことないからバスにしよーっと」
と思い午後一番に二人でバスセンターへ。

次のバスは2時間先とか言われて
「マジかよ」
と思った。

折しもその時丁度小雨が降り始めていて、
なんとなくイライラ度が増し始めているのが自分でも分かった。

蘇州から戻ってくるときもまた
「次のバスは3時間後です」
などと言われたら、
おまんまにありつけるのは深夜になってしまう。

そんなとき、
ちょーど、さましくこんなオヤジが鼻毛をこれでもかとくらいに垂直に飛び出させながら、
「あんちゃーん、蘇州までワテんとこのマシンで送ったろかー?」
と売り込みをかけてきた。

「小雨の上に、鼻毛の売り込みジジィかよ。
うっとうしいなー。
おい、タバコ吸いながらきたねえツラをボクチンに近づけるんじゃねえ!!」

イライラ君はさらに激しくなっていた。


連れの中国人が
「ねえ前原さん、
あのオヤジがオレんとこのサンタナで蘇州までひとっ飛びだぜベイベー、
だってさ」

「あそお、うざいからいらないって」

「高速道路飛ばせば50分で蘇州へつくってさ」

どう考えても50分で蘇州に着くわけがないけど、
バスで行くのが無理だとするともうこの白タクを利用するしか、
確かにその日蘇州へ行って上海に戻ってくる方法はなかった。

「おいオッチャン、蘇州までナンボで行ってくれるの?」

「一人100や」

「それはガス代と高速代、そっち持ちやんなぁ?」

「うん、そうだけど」

「帰りは手ぶらで帰ってくるんだよなぁ?」

「まぁそうだね」

「じゃあオレ達今日のうちに上海に戻ってくるから、
往復二人で300にして。
仕事は1-2時間で終わるからその間待っててよ。
SARS検問くぐり抜けも含めて上海に無事戻ったら料金払うわ」

「おしゃ、ええやろ」


三河人のくせしていつの間にか関西弁になっているが、
中国人とのやりとりは、
大阪弁に書き直して紹介した方が何故かしっくり来る。


ガス代と高速代含めて、
上海蘇州二人往復で300ははっきり言って高くないと思う。

今日中に任務を遂行しておまんまにありつくためには、
今はこいつの垂直鼻毛を信じるしかない!


果たして垂直鼻毛オヤジが「これです」と紹介してくれたサンタナのドライバーは、
オヤジよりずっと若くて、
少なくともオヤジよりは運転もましそうな感じがした。
後部座席に座った我々二人。

「なるほど、オヤジはただの客引きなのだな。
まぁなんでも良いから早く出てくれ」

そうしたら知らないオジサンがひょっこりと笑顔で
「こんにちは」
と助手席に乗り込んできた。

垂直鼻毛オヤジが若いドライバーに
「こいつを蘇州の駅まで送ってやれ」
という。

なるほど相乗りというわけだな。
まぁそれもよかろう。
かくして若いドライバーと笑顔のオジサンと、
我々二人を乗せた黒のサンタナは小雨の上がりかけた雲の下蘇州へ向けて走り出した。


※思いの外話が長くなりそうなので、後半は次回ね。










2003.06.02  「こなれてきました」


あれから一週間、
土曜日にまたスカッシュしました。

「なんで上海の道はこんなにデコボコしてるんじゃ、
バリアフリー化せんかい!」

筋肉痛の両足を抱えながら先週はそんなことを思ったものだが、
今週は大丈夫ですわ。