2003 MAY COLUMN
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2003.05.26  「子羊 byめだか」


土曜日にスカッシュしました。
高円宮さんもしてはったあのスカッシュです。

まさか自分がそんな特別なスポーツをするとは思ってもいませんでしたが、
これが結構楽しかった。

ボクは中学・高校とテニスをしていたのでスカッシュは、
勝負にはなりませんでしたけどゲームの形には一応なってたと思ってます。


しかしですね皆さん、
スカッシュは思いの外運動量の激しいスポーツでした。


ボクの体は早くも翌、日曜日に変化の兆しを見せ始めました。

ひっさびさにスポーツをしたので、
筋肉痛がとにかくひどかったんですなー。

どのくらい筋肉痛の具合が調子良かったかというと、



まるで両太ももをライフル銃で撃ち抜かれたベトナム負傷兵、
みたいな歩き方で淮海路をフラフラできるくらい



そのくらい調子がよかったのら。

久々に筋繊維たちが堪えきれずにワナワナ言うてはったわ。


もっと別の言い方をすると、



街中でチンピラに背中を刺されて血をボータボタ垂らしながら、
それでもなおどこかへ這って行こうとする、とんぼの長渕剛




そのくらい他を寄せ付けない圧倒的な勢いで階段の手すりををよじ登っていくものだから、
ビッグエコーの店員さん達も 「おい、公安を呼ぼうか」 くらいの勢いで怪しんでいた。

つーか周りから見たら、
「ただの挙動不審な変態ヤロウ」
だったことと思う。

もっと別の言い方をすると、



まだプロトタイプで、
歩き方の制御がうまくいっていないロボコップみたい




ぎこちない歩き方で繁華街をヨロついていたので、
その状態じゃT-1000にもすぐ見つかって殺されていたことと思う。(これはT-2か)


もっともっと別の言い方をすると




生まれたての子羊みたいな歩き方 by池乃めだか




みたいな感じだったので、
見方によってはちょっと母性本能をくすぐって可愛かったボクかもしれない。

どちらにしても昨日のボクは、
ぎくしゃくしていてとても変な歩き方だった。


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オヤジが送ってくれた中場利一の「さあ、きょうからマジメになるぞ!」を読んだ後、
夕刊フジで「清原が若いバッテリーにガンを飛ばして震え上がらせた」という記事を読んだら、


おいおい、岸和田ってそんなにガラが悪いところなんかぁ?


と岸和田という土地についてちょっと興味津々になってしまった。










2003.05.24  「ジープに乗った兵隊さん」


友人にもらったたばこ。


←その名も「戦友」!


人民解放軍内部で支給されるたばこなんだそうです。
ひょっとしたら買うのかも。

隊列が一糸乱れず行進するすぐ後ろで、
戦闘機やらロケットやらが誇らしげに、
マジンガーZばりの劇画タッチ煙を吐き出しながら飛んでいます。

いやー、
金のパッケージと相まって素晴らしく格好いい外観ですね。

ジープに乗った兵隊さんのポッケからこんな格好いいたばこが出てきたら
「ママー、ボクも将来兵隊さんみたくなりたーい」
と思わず言ってしまいそうです。


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仙台だかどこだか忘れちゃったんですけど空がけむって、
遠方が見えないという現象がおきています。

シベリアで大規模な森林火災があって、
なんでもその粉塵が飛来してきているのだとか。

その火災の面積ってのが「北海道と同じほど」、
とニュースで言っていた。


キャスター 「空が完全にかすんで、遠くの景色が見にくい状態です。洗濯物など・・・」


でもその映像見たときワシ正直、

上海よりきれーじゃん

って思いました。










2003.05.23  「うをッ!」


今日は仕事で奉賢区の海沿い近くまで行ってきた。
上海はこれまでさんざん色んな所を駆けめぐってきたけど、
奉賢区とか南匯区とか、実は行ったことありませんでした。

だってなんもないし・・・。

奉賢区ってどこだ?
つー人はこれ(地図)見てくださいね。





まさに上の地図の矢印地点ですわ。
いやぁ市内から遠い遠い。

浦東空港から飛び立つ若しくは降りるときに、
茶褐色の海を見て
「なんぢゃ、こりやー」
と思っていましたけど・・・・・





うをッ!






間近で見るとさらにすごい迫力だなー。


小岩井のミルクコーヒーじゃあるまいし!


ちなみにこれ波打ち際だけじゃないっすよ。
見渡す限り延々(視力2.0)こんな感じだもの、
中国ってやっぱすごいよナー。


そーだ、上の地図で矢印の先あたりに
「海湾旅遊区」
というのがあるでしょう?

ここに今「中国のハワイ」と言われるリゾート地作ってます。
遠巻きに眺めると確かにそれらしい別荘風建物が広大な土地にぎょうさん建っているのですが、
海が写真のように「うをッ!」なのに、
しかも近所の村にはいきなり鶏とか走っているクソ田舎なのに、
一体誰がこんな物件買うのでしょうか。

どうせ今の上海のことだから、
こんな条件にもかかわらず安くないんだろうなー。

これも一昔の日本同様、
時代の産物なのでしょうか。








帰り際にこんなもの見ました。

人民解放軍の実弾演習用壁、
だそうです。










2003.05.17  「家族を急いで帰国させろ!」


なんかここのとこずーっと鼻がむずむず、
頭がボーっとするんですけど、
これってひょっとして花粉症かなぁ。

ボクのオヤジは50過ぎてから花粉症になっていましたが、
ティッシュ片手に家の中をブラブラしている様を見て
「やーいやーい、可哀想に」
とおちょくっていましたが、
もしボクも花粉症だったとしたら、
や、やだなぁ。

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さてせっかくだからまたSARSの話書いちゃう。

「おい上海でのSARSはマジで大丈夫かぁ?」と問われて。
「マジで大丈夫だよ、全く問題なし。オレが保証する。たいしたこたぁない」なんてこたえている。

こたえているんだけど、
特に日本に居る人なんかはボクがこう言ってもあまりピンとこないんだと思う。

「へぇ、そうなんだ。でも一応気をつけてねぇ。(ホンマかいなあんた。カンでものを言うたらあかんぞ)」
そういう人もいるし
「ウソつけおまえ、毎日消毒液ブチまいてるんだろ。あぶねえぞぉ。(中国は相当きたねえ所だなこりゃ)」
そういうヤツもいる。


ワトソン君、
この際はっきりさせようじゃないか、え。
そりゃあどうせ中国は相当汚いさ!!
それも、
世界に誇れるほどのばばっちさ
かもしれない。(冷汗)

いつでも誰でもどこでもタンを吐きまくり。
だれよりも上手に手鼻を切り。
町中で見知らぬ人と超至近距離でツバ飛ばしながら口げんかをかます。
自分はSARSかもしれないという自覚がありながらも、
他人の迷惑顧みず街をフラフラ出歩く。


うむぅ。 ワトソン君。
こうして見ると確かに中国はSARSに感染する要素が満載だ。
他の国では制圧宣言を出しているところがあるにもかかわらず、
中国だけが増加の一途をたどりなかなかSARSを克服できず苦しい思いをしているのは、
この辺の原因が多少は関係しているかもしれないよねぇ。

しかーし皆さん、
今中国政府は本気なんである。
SARS撲滅に。

テレビでしょっちゅう流れるSARS撲滅キャンペーンのコマーシャルを見ると、
中国の国旗をバックに、
医療関係者が必死に治療にあたる涙ぐましい姿がスローで何度も何度もなーんども流れる。
なぜか最後にラッパを持ったいかにも賢そうな小学生の鼓笛隊が、
ニコニコしながら手を振っているのはご愛嬌だ。

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前口上が長くなったが、
果たしてSARSは本当に怖い病気なのだろうか。

ボクは、
資料をあさってそれを整理し結果を統計立てて説明する、
と言うのは苦手なんですけど、
「SARSなんて、だいじょーぶだってぇ」
と野生のカンだけでこたえていても悲しいかな誰も耳を傾けてくれないので、
ここでちょっとSARSについて検証してみようと思う。

特に上海に住んでいて
「SARSが怖くてワタクシ外にも出られないわ」
と仰っているマダムの皆様。
ボクと一緒に検証してみましょう。

2003年3月03日■中国全国で交通事故の死者11万人■
というのをちょっと見てください。
中国では年間11万人の人が交通事故で亡くなっているのである。

じゃあ上海ではどうだろうか。
2003年2月15日■上海市の去年の交通事故件数46733件■
人口1600万人の大都市で、
毎年1500人近くの方がお亡くなりになっているのである。
一日大体4-5人の方達が無謀運転のサンタナの下敷きになり、
前を見ずに運転しているサイドカーに跳ね飛ばされてその貴重な命を失っているのである。
うむじゃあワトソン君、
この5ヶ月でSARSに感染して亡くなった人って何人だ?

5月14日現在、WHOがまとめた世界のSARS感染・死亡者状況
えーとホームズ先生、
上海は、
一人ですか・・・。

トソン君。
どうやら上海では
「SARS怖いよぉ」
と疑心暗鬼になる前に、
クルマにひかれないよう左右を注意した方がはるかに生還率は高そうだナ。

しかし
「交通事故とSARSじゃ比べる土俵がちと違うじゃろ」
と皆様からツッコミを受けそうです。

そいじゃあ今度は我々日本人にもなじみ深い(?)インフルエンザで比較検証してみましょう。
色々調べたのですが中国や上海でのインフルエンザ死亡者数データが見つからなかったので、
日本のデータを使ってみたいと思います。
厚生労働省の統計表データベース
から拾ってみると日本では毎年数百人の方がインフルエンザで亡くなっているんですね。
知らなかった。
結構な数ですよねぇ。
1999年には実に1382人の方が亡くなっています・・・・・・。


おいワトソン君、
これってSARSなんかよりよっぽど怖いんじゃないだろうか?!

はぁはぁ。(汗)


まぁ現時点ではSARSはまだ騒ぎがおさまっていませんので、
ひょっとするとこの先爆発的に感染者が増えるかもしれません。
しかし日本のインフルエンザで年間1382人死んでいるのですから、
中国でのSARSだったら人口比から考えて、
「年間1万5千人以上死んだらそりゃあかなりシリアスな出来事」
かもしれませんねぇ。

SARSのさしあたっての問題は特効薬が見つかっていないところで、
ニュースでも冒頭で
原因不明の新型肺炎SARSによる・・・」
と言っているくらいですから、
この辺りに心理的な作用も働いているのかもしれません。

ここで、
上海平野磁気有限公司の平野信幸董事長は中国産業レポートの中の
第14回 中国レポート<中国進出における危機管理>
で興味深いことをかなり鋭く指摘なさっている。

この中の「中国の今後」というところで仰っている
「中国にとっても、日本にとっても冷静になれる機会が得られたのではないか」
というくだりは説得力があってとても納得できる。

確かにこうして現地で見ていても、
やれ「家族を急いで帰国させろ!」だの過剰な反応が目にとまるような気がします。

与えられた情報を鵜呑みにしてあたふたする前に、
その情報をどう飲み込んで処理し、
本当のところを自分なりに見つけて最終的な決断するか、
そういうことが今こそ求められているんじゃないだろうか。










2003.05.12  「どーぢよぉぉぉぉ!!」


パソコンのオーディオ環境を整えました。
整えたと言ってもスピーカーを変えただけなんですけど、
これがなかなか良い感じの音を出してくれるんですよ。
今まで色んなPC用のスピーカーを触ってきましたけどこれベストですね。
ボクのPC専用ルームが更に居心地良くなりました。

CreativeのSBS2300というヤツなんですけど、
上海に住んでいる方でこれからPCのスピーカー買おうかなと考えている人がいらっしゃいましたら、
購入候補に入れてみてください。
中音域弱いのがちょっと気になりますけど、
このスピーカーは全体的にものすごくバランスが良いです。
お金出せばもちろんもっと良いのはありますけど、
300元しないくらいで入手できると思うのでおすすめでっす。

それとボクは今までWebの作成にMacromediaのDreamweaver4を使用していたのですが、
今回からMXにアップグレードしました。
表示 ウィンドウが増えて作業スペース自体は少なくなっちゃったんだけど、
色んな操作が一目瞭然に行えてボクはこっちの方が好きです。
パワーアップした制作環境でWebの更新も頑張りまっす。



さて本ネタはSARSである。
またしてもSARSネタなんである。

現にこうして中国に住んでいる身としては
「おいケータ、お前SARS大丈夫かぁ?」
と日本の友人その他から聞かれるのはとーってもありがたい反面もういい加減にしてくれよ、
またその話かよ、と耳にタコなんである。

でもこのあいだタイムリーにも風邪を引いて寝込んだときには流石のボクもびびった。
しかも今だから白状するが実は2回も風邪を引いた。

一回目は地元の健康ランドに行ったあとだ。
結局は湯冷めして風邪引いたのだが、
サウナや露天風呂の中で地元の方々と血わき肉躍る肉弾戦を繰り広げた後だったので、
流石のボクも心配になり翌日病院へ行った。
検温や指先から血を抜いて血液検査などしたあと
「あんたはSARSじゃない」
と言われてほっとした。


二回目はSARSをなめきって写真撮影に出かけた時だ。
その時は夜の写真を撮ろうと三脚をもってナイトセッションにのぞんだ。
そのうち皆さんにもギャラリーで紹介しますけど、
その時は夜の南京路歩行者街やバンドと言ったいかにもべたな上海ばかり撮って回った。
でもよくよく考えればそのような場所は外地からの観光客なんかも多くて、
いわば「上海で一番SARS感染率の高い危険な場所」だった。

夜の12時近くまで撮影をし、
その日は少し寒かったこともあって喉に違和感を覚えた。
翌日かなーり発熱し、
結局仕事も放り出して30時間以上ぶっ通しで寝込んだ。
バファリンを飲んでも飲んでも、もっとのーんでも熱が37.8度あたりからじぇんじぇん下がらなかった。
SARS特有の38.5度以上の熱や咳などはなかったけど、
このときばかりは流石のケータ君も「こいつぁ、やべえぞぉ!!」と思った。
ベッドの中で何度も「上海で日本人初のSARS感染者!!」という翌日の三面記事を思い描いた。

でももしボクが本当にSARSだったとして、
それで病院なんぞに行ってしまったら、
周りの何も知らない患者さんやお医者さんに迷惑がかかると思って行かなかった。
こういうピンチの時こそ冷静な判断力とその人の人間性が問われるのである。(えっへん)

しかし現段階(今から3週間ほど前のこと)ではSARSの特効薬なんかもなくて、
病院でも結局は通常の風邪や発熱と同じような処置しかできないのだという事を知っていたから、
だったら他人に迷惑かけることなくこのまま何とか熱を下げることに集中しようと思った。

冬用の布団と電気毛布を引っ張り出してきて、
フリースやらダウンジャケットなんかを着込んでとにかく汗をかいて(半べそもかいて)寝た。
氷まくら付きで。

結局2日くらいして治った。
その後こうして元気にビールなんか飲みながらコラムを書いているので、
あれはたんなる風邪だったのでしょう。
あっはっは。

ここでボクが皆さんに声を大にしてお伝えしたいのは
「ああぁ、SARSってやっぱし怖いよぉぉ、どーぢよぉぉぉぉ!!」
ということではなくて、
こうしてボクも無事に生還していることですので、
SARSって大したこたぁないですよとは言いませんが、
普段から清潔にしてSARS防衛として一般的に言われているような事さえ気をつけていれば、
まぁ大丈夫なんじゃないでしょうかということです。(ただし現時点の上海に限る)










2003.05.02  「三河育ちのボクにもイメージしやすい」


マンションの窓から外をボケーっと眺めていると、
今晩の上海図書館がやけにライトアップされていて気になるんだけど、
まぁいいか。



六本木ヒルズというのが人気なんだそうだ。

おい、
六本木ヒルズって何だ?
プラザ66なら知ってるけどよ。

新しい丸ビルさえ行ったこともないんだからボクなんかにはピンと来るわけがないが、
名古屋駅ツインタワーのでかい六本木版なんだなと思えば三河育ちのボクにもイメージしやすい。

しかし結論から言うとそういうのはなんてつまらんものなのだと思いませんか皆さん。
自分はオシャレなつもりで出かけていっているのかもしれないけれど、
似たようなところから情報仕入れて似たようなファッションして似たような価値観の中でメシ喰って。

時代の最先端でとんがっているつもりでも、
それはまるで守られた環境中で味わう温室栽培の三ヶ日みかんのようなものだ。

そーんなことでは日本もいけなくなってしまう。
今の日本経済に必要なものは大胆な企画力とそれを行動に移す冒険心だ。

SARSがちょっと流行っているからってIKEAでソファの一つも選べないようでは日本男児とは言えまい。
福ちゃんで焼き鳥をかじっている程度でもまだダメだ。

我々日本人はあまりにもぬるま湯に浸かりすぎ問題を起こさないことばかりを気にしすぎるあまり、
自分自身の人生を企画し自分自身の人生を楽しむと言うことを忘れてしまった。

皆さん、ダメ出しばっかじゃ面白くないですよー。
人に迷惑かけない範囲で自分の好きなことしましょうね。