2003 FEBRUARY COLUMN
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2003.02.26 「インターネットできるようになりました」


ようやくインターネットできるようになりました。
中国の回線の品質って本当に悪いですね。
ここまで不安定だと思わず「カネ返せ」って言いたくなります。

メールの送受信に関しても届いたり届かなかったりですし、
ある特定のWebサイトは中国国内からのみ見に行けないものもあります。

その原因は常識の範囲内では考えられず、
国家ぐるみの大きな情報管制を背後に感じます。

もう少し、
いやもう相当開かれた国になるともっと中国も良くなるんですけどね。
臭いものには面倒くせえからとりあえず蓋しちまえ的なところは、
程度の違いこそあれ北の方の国のそれと同じ種類の物を感じずにはいられません。




インターネットの話とは全く関係ないのですが良いでしょうか。

こちらで仕事をしていて思うのですが、
よいしょしている訳じゃなくて中国人は非常に優秀な人たちが多いと思います。

「お前らサルか」
と言いたくなるような人間が多いことも確かですが、
特にボクと同じくらいの世代の子達は考え方もかなり開かれていて、
国家だとかイデオロギーだとかそういう面倒臭い事とは関係なく、
物事をシームレスに考える力があると思います。

ただその反面で、
そういう優れた人材を見ていると
「もう一皮、もうあと一歩なんだけどなー」
と思うことも事実です。

つまり、
中国人というのは2003年の現在であっても、
我々日本人のように自由に海外へ出て異文化に直接触れたり、
海外の情報をストレートに入手することがまだまだできないような状況なんですね。

ボクはそういうとき同情の意味も込めて
「鳥かごの中の人民」
という風に彼らのことを思います。

そう考えると日本国のパスポートというのは国際的にも相当信用があって、
それさえあれば大抵のところには行けてしまいますから、
日本人に生まれて幸せだなーと心から感じます。


そういえば先日帰国したときに購入したハンディカムですが、
もう飽きました。

ボクはやっぱり写真の方が好きです。










2003.02.20 「ホコリ」


今まで撮ってきたフィルムがかなりの数になってきたので一気に現像に出しました。
今日それがあがってきたんですけど、
かなりのカットに大きなホコリみたいなものが入っているんですね。



←蘇州太湖の写真



レンズのボディ側のところにホコリがついていたか、
シャッター幕のところにホコリがついていたか、
現像の課程でこうなったのか。

原因はよく分かりませんが、
ファインダーのぞいているときには気づきませんでしたので、
ミラーの裏側ということで恐らくシャッター幕のところだったんでしょうか。
とにかくショックです。










2003.02.15 「愛犬スナップ」


明日上海へ戻ることになりました。

これでまた愛犬のリャンガともしばらく会えなくなってしまいます。



←ミノムシ犬



フリースにくるまってゴロゴロするリャンガを撮ってみました。










2003.02.14 「ボクは行きたくないですけど」


バレンタインデーだというのにチョコレートのお話しではなく、
今が旬の北朝鮮の話題を書きたいと思います。


「朝鮮ビジネス情報&観光情報」
というサイトがあります。
ttp://www.dprknta.com/

ボクは1年ほど前から見ていますが、
拉致問題が明るみに出る前からこのサイトはあって、
最近久々に見たらデザインがリニューアルされていて内容も増えて充実しているようです。

朝鮮国家観光総局が日本人観光客招致のために日本語でやっているサイトなのですが、
特に今の時期北朝鮮に旅行に行くような人ってどんな人だろう。

旅行代理店もいくつか紹介されていて、
どうやらお金を払えば北朝鮮旅行に行けるらしい。

日本と北朝鮮の間には国交がなく互いに大使館は存在しないため、
一度中国に入り北京の北朝鮮大使館でビザを取って北朝鮮に入国するらしい。

これって一体どんな代理店なんだろう。
北の工作員のアジトになっていたりするのだろうか。

ああ怖い怖い。
これ以上あの国の話題に触れるのはやめておこう。
北朝鮮工作員のみなさんボクを拉致しないで下さいね。










2003.02.13 「中国でやせ我慢な自分」


自動車を心から愛するボクは学生時代から自動車に関係する様々なアルバイトを経験してきた。
その中のひとつにカー用品店もあった。


高校生の頃からNAVIなんか読んだりする正当派うんちく少年だった一方で、
口だけ達者で自分の車をいじることも速く走らせることもできない男はださいと思っていたので、
エンジンやミッションをばらすレベルにまでは行かなかったけれども、
自分のできる範囲で色々と頑張ってきた。



←ケンちゃんのバイク(ケーヒンのキャブがいい音聞かせてくれる)



ボクがカー用品店でバイトしていた当時の社員でケンちゃんというのがいて、
彼は今関連の物流会社に勤めているのだけれども、
ボクがお店に遊びに行ったときケンちゃんは休日で、
自分のバイクで遊びに来ていた。

今ボクは中国で仕事をしていて、
自動車の仕事はしていないけれども、
自分の大好きな自動車と関係できる仕事もなんとかできないかなと模索している。

しかしながら中国は自国ブランドでまともな乗用車も作れないような国だから、
自動車の分野で言えばインフラも文化もまだまだ未発達なわけで、
このボクが趣味や快楽として楽しめるような社会状況ではないことも確かだ。

以前ここのコラムでも書いた覚えがあるけれども、
中国で生活していて日常出てくる様々なストレスの中に、
自動車趣味を全うできないというのがある。

自動車ジャンキィのボクにとってこれは結構重要な問題であって、
今回久々にゆっくりと日本に帰ってきて、
クルマジャンキィ・バイクジャンキィな友人達と話をしていると、
「中国でやせ我慢な自分」
を改めて実感してしまった次第である。

そのうち状況が整ったら大きくリバウンドするんだろうなと思う。










2003.02.12 「自動改札機」


上海で地下鉄を使っていてその自動改札口の使用感に
「不便だなー」
と思っていたボクは自宅近くのJR駅で自動改札機を改めて観察してみた。




←写真小さいと何もわかんないですね


自動改札機のある駅と言っても、
田舎だから19時以降になったら駅員はいなくなるし、
そもそも自動改札機自体設置されたのがごく最近のことで、
ボクも今回はじめて見た。

地元の駅に自動改札機が導入されてちょっと興奮気味だ。


眺めてみて思うのは、
日本の改札機はステンレス板の素材がとても上質に見えることだ。
しかも頬ずりしても良いかなと思えるくらいの清潔感、
それに人の気を逆なでしないさらりとしたポップ感がある。

そこは
「どうぞ、お通りくださいましぃ」
というムードに溢れている。


上海で使われているドイツはシーメンツ製の改札機ステンレス板は、
なんか関所とか牢獄とかイメージさせるし、
「おいそこのチミ、キセルすんなよ」とか
「やすやすとは通してやるものか」という意気込みをヒシヒシと感じる。

「ここはね、ゲートっすから!」
という気迫がプンプン臭ってくるのだ。


ドイツ人は長い間東西が壁で隔てられていただけに、
キチッと仕切って通せんぼしたり、
屈強なゲートを設けたりすることが頭ん中に染みついているんだろうか。

上海の地下鉄駅を見ていると、
使用する人がいかにストレスなく使うことができるかっていうことよりも、
使用させる方がいかに管理しやすいかという事に重きを置いているように感じる。










2003.02.11 「ビキニと、冷えたシャンパン」


なじみのスタンドバーでマスターとふたりで話していた。


「最近景気の方どうですか?」

「うーん、あんまり良くないねえ」

「お店に来るお客さんで景気の良いお客さんとかいらっしゃいますか?」

「最近2人いるね」

「それってどんな商売されている人たちですか?」

「それがね、二人とも仏壇屋なんだよね」



なーるほど、
そういえばウチだって婆ちゃんが亡くなってから仏壇買ったものなー。





ボクのオヤジは神とか宗教じみたものとかを胡散臭いと考えている人で、
まぁボクも少なからずその影響を受けているんだけれど、
そのオヤジが金ピカの仏壇にお金出したもんなー。

大体ですね、
婆ちゃんが亡くなってから一連の儀式やイベントを見ていますけど、
これはすごく良くできていますね。

お通夜があって葬式があって、
その後初七日に始まって法事が一定期間にあるんだけれども、
その間隔は徐々に長くなって行くんだね。

亡くなった直後はお通夜だのお葬式だので忙しくさせ、
この世に残された者達の悲しみを和らげ、
これら儀式やイベントが段々と少なくなって行きます。

うむ、
確かに人の気持ちに優しくできている。
かもしれない。

しかしですな、
こんな事を言ってはバチがあたりそうですが、
お坊さんはこのシステムによってちょっと儲けすぎじゃないでしょうか。

先ほどの仏壇屋とあわせてこの業界ってのは口悪く言うと、
人の性につけ込んだ商売であるなと思うのだ。

ちょっと勘違いして欲しくないのは、
こういう人たちがたくさんお金をもらっているからとか、
税金面で優遇されているからということでひがんでいるのではない。

冒頭のスタンドバーのマスターの言葉のように、
こういう人たちの私生活が派手すぎるから、
ボクは婆ちゃんが亡くなったっていうのに何か白けてしまうのだ。

いかにも神妙な面持ちでお経を読み上げる坊さんを見ていると、
なんか意地悪したくなってしまう。
ウズウズと。


これは本当の話だけど、
夏になると三河湾にクルーザーが浮かぶ。

乗っているのは、
例えば坊主3人。
これにビキニの美女10人。
で、
船上でカキンカキンに冷えたシャンパンなんかを抜いているのだ。

こういうのってさぁどうよ。
皆の払った婆さんの仏壇代が、
税金もろくに徴収されず坊さん好みのビキニとシャンパンに変わるのか?

ボクのこういう考え方ってみなさんあんまり快くないでしょうか?










2003.02.10 「琵琶湖、ええなぁ」


先日フォトグラファーの佐藤先生と、
ボクが雑誌編集部にいた頃の編集長と、
滋賀へ取材同行してきた。

当時の編集長は現在フリーランスのライターとして活躍していて、
フリーランスになってからは初めてお会いしたので、
本当に久しぶりだった。

取材の傍らボクは琵琶湖畔で好きな写真を撮っていたけれど、
久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことができた。

琵琶湖は何度も行っている場所だけど、
個人的には浜名湖より好きな場所だ。
浜名湖は少しガサガサとした感があるけど、
琵琶湖はそののどかさが良い。

琵琶湖の周りにはグルッと道路が走っていて、
信号も少なく程よくカーブがあって、
ドライブするにはおすすめの道路である。
ボクはこの湖畔道路を走るのが昔から好きだった。

当日は湖面も穏やかで、
自分の切るシャッター音がやけに耳に響いた。

上海で仕事をしているから特にそうなのかもしれないけれど、
中国にはどうも潤いというものを少なく感じる。
自然はやっぱり必要だなと思った。

行き帰りの車中で話も弾んで
良い時間を過ごさせてもらいました。









2003.02.08 「トリノステーションワゴン」


今回日本に戻ってきたのは、
労働ビザの申請というのもひとつの重要なイベントです。



←ようやく書類がすべてそろいました


書類整備は全部自分でやっているんですけどね、
すっげー面倒です労働ビザの申請。

これから中国における労働ビザを申請しようと考えている女性の皆様、
ボクがいるからにはもう大丈夫ですよ。
トリノステーションワゴン(大船)にでも乗ったつもりでご安心下さい。
ボクが優しーく手順を教えてあげます。
美しい方ならなお歓迎でっす。

ちなみに、
男性の場合無条件でお断り致しますので心中察して下さいね。










2003.02.04 「ビデオカメラを買った」


ビデオカメラを買った。






ボクが写真を始めたのはもう10年以上も前のことだけれども、
常々
「写真の世界ってすごい。でも映像の世界はもっとすごいかも」
と思ってきた。

写真を撮るときにボクが気をつけているのが、
その場の空気感を出すと言うことなんですけど、
写真と違い、絵が動いて・音が出る映像は空気感を出すには写真より有利だと思う。



今日は友人のAE86の助手席に乗って長野の山まで遠出し、
雪上ドリフト走行を楽しんできた。
ビデオ映像をここでご紹介できないのが残念です。










2003.02.02 「無題」


亡くなったお婆さんを参りに行った。

日の差し込む暖かい床の間。
お骨を前に手を合わせるオヤジの背中を見たら涙が出そうになった。