2002 NOBEMBER COLUMN
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2002.11.30 「ステーキ」


昨日仕事が終わってから中山公園近くの香港系のデパートへ行った。

食料品売り場をうろついていたらステーキ用牛肉の良いのがあったので買ってきた。



←クリックすると大きい画像が出ます。



「西冷牛排」

「西側諸国の冷凍ステーキ用牛肉 」
という意味なのかなー
「西洋料理用冷凍ステーキ牛肉」
かな。

どっちにしてもソースに日本語で「ステーキソース」って書いてあるのが意味不明だ。
元々日本輸入用の肉なんだろうか。




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焼いてみた。




←クリックすると大きい画像が出ます。


喰ってみた。

我ながらすばらすぃー焼き加減だ。









2002.11.29 「コリアンカー」


日本にいるとあまり目にしないけど、
上海に来ると韓国の自動車が目にとまることが多い。

それで、
思うところをひとつ。


←キアのミニバン、カーニバル



←カーニバル横から



←カーニバル後ろ


ホンダの初代オデッセイに見える。
(横もだが特に前と後ろ)





←ソウルショーで発表のソレント(ソ連と?)


トヨタのハリアーじゃねーのか?
(ヘッドライトなんか移植したのかと思うほど)




←上海の町中でよく見かける


先代のメルセデスSクラスそのまんまじゃねーか。
(似すぎてあっぱれ)




←ハッチゲートのプレスラインやリアランプなんて

ホンダのフィットにそっくしだ。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

翻って考えてみて、
自動車のデザインというのはどの国のどのメーカーでも他社のモデルをマネすることはある。
日本車もずっと外国のクルマをマネしながら育ってきた。

最近は欧州車なんかも日本車のデザインをマネするような傾向がでてきている。
これは日本車にとっては販売戦略以上やめていただきたいことではあるけれども、
ある意味自動車の生みの親である欧州からマネされるというのはほこらしい事でもある。

ボクが韓国車を見ていて感じるのは、
過去からずっとさかのぼって考えたとしても、
韓国車としてのオリジナリティが全くないということだ。

初代パジェロのマネやランドローバーのマネ、
ランサーのマネやカローラのマネなど、
韓国車は特にマネが多いような気がする。
そういえばヒュンダイクーペも
コンセプトからデザインまでセリカのマネだ。

品質的にも技術的にも韓国車は最近随分良くなってきているらしいが、
それでも韓国発の革新的な技術というのは聞いたことがない。

口は悪いけど、
デザインは他国メーカーのぱくりで安かろうだけが取り柄のクルマ
に思えてしまう。
これは上海に来るずっと前から韓国車に対して言いたかったことだ。

今自動車業界というのは大きな変化の時期をむかえていて、
オリジナリティあふれるブランドイメージを打ち出せるようなクルマやメーカーが求められている。

メルセデスらしさ
ホンダらしさ
アルファらしさ

これらは何となく頭の中にイメージできるけど、

ヒュンダイらしさ
キアらしさ

これらは全くイマジネーションが働かない。

韓国の自動車メーカーはいかに手っ取り早くクルマをデザインし、
いかに生産工程でコストを抑えるのか、
という目先のことだけだけではなくて、
「我々韓国人が考える自動車のスタイルとは一体何か」
時間はかかるかもしれないけどそこから考えて、
もっと長いスパンで世界の人々に韓国車を認めてもらうようなプランをやった方が良いと思う。










2002.11.28 「アメリカの意図するところ」


【ワシントン26日共同】ラムズフェルド米国防長官は26日、ワシントン市内で外国人記者団と会見し、北朝鮮に拉致された曽我ひとみさん(43)の夫で、北朝鮮に亡命した元米兵のジェンキンス氏(62)の扱いについて「裁判案件だ」と述べて司法手続きの対象になると言明、軍法会議での訴追は不可避との見通しを強く示唆した。同氏の扱いをめぐり、国防長官が考えを明らかにしたのは初めて。国防長官は米軍の規律維持を最優先させる立場から、ジェンキンス氏の扱いをめぐり米政府内で最も強硬とされ、あえて司法手続きが不可避との考えを強調したとみられる。身柄確保や訴追など個別手続きへの直接的な言及は避けた。米国防総省によると、国外への「脱走兵」には時効は適用されない。


という記事が2日前に出たのだけれどこれを見た瞬間、
「アメリカの意思」を感じてしまった。

その意思とは、
悪の枢軸リストの中に北朝鮮が入っていることは周知の事実だが、
アメリカとしてはどうしても北朝鮮を悪者に仕立て上げて対立の構造を作り出したいのだ!
という意思だ。

アメリカという国は常に誰かと戦っていなければ気がすまない国らしい。
誰かとファイトすることで自分のやる気も奮闘するし、
そのファイトを力ずくの勝ちパターンに持っていくことで潤ってきた歴史がこの国にはある。

敵や戦争がなくなってくるとアメリカは自分から仕掛けて敵や戦争を作ろうとする。
戦い、
それに勝つことによってしか利益を得ることのできなかった国は、
その自らの体質を維持するためだったらどんなことでもする。

その意味でアメリカにとって見れば北朝鮮は世界という舞台の中で、
なんとしてでもヒール役を演じさせたいコマなのだ。

そこへ持ってきて小泉さんがタイミング悪く訪朝したものだから、
ブッシュ政権としてあれば快く感じなかったのではないだろうか。
ここで話は冒頭の曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんに再び及ぶ。

話の人道的な流からして我々日本人は、
「一連の北朝鮮の事からすると、脱走の事実なんて少々寛大に見てもらっても良いんじゃないの?」
そう感じるはずだ。
しかしアメリカの答えはNOだった。

ここで寛大措置をとってしまうと、
アメリカの北朝鮮に対する国策全体に狂いが生じてしまうからにほかならないとボクは感じた。

上記のコラム、
実は26日の夜の時点で既に書き終えていたのだけれど、
今日になってこんな記事が出てきた。


【北京28日共同】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は28日の論評で、「南北と海外の各界各層の統一運動団体と愛国的な人民は思想と理念、主義主張の差を乗り越えて連帯し、反米愛国勢力の威力を百倍、千倍に強化しなければならない」と韓国や海外同胞に反米共闘を呼び掛けた。
論評は「南北が団結し力を合わせ、平和と統一の道を開き、外部勢力が強要する核危機を防止しなくてはならない」と主張。「南北は今日の難関を共に克服することのできる十分な条件が整っている。対話の門は開かれており、既につくり出された立派な合意もある」と強調した。


北朝鮮も最近アメリカの矛先が自分の方に向いてきていることを恐れているし、
この時期に小泉さんと会ったということは自分とアメリカとの間に日本を一枚かませる事によって、
衝撃を引き延ばしたり和らげたりしたいという意図があるのではないだろうか。










2002.11.27 「PCの希望スペックが人間の感覚に近づいた」


CPUのクロック数は3GHzを超え、
記録型DVDや液晶ディスプレイなどの価格も下がっている。
だが大半のユーザーは、
700MHzか800MHzのCPUを使い続けても支障がないと感じPCの買い換えを控えている。

というような内容の記事が数日前に出たけれども、
これはPCの希望スペックが人間の感覚に近づいた証拠だと思う。

ボクもPCを使い始めた頃は処理速度の遅さやネット速度の遅さにイライラしながら
「ああ、大体このくらいのPC環境が実現される日が早く来ないかな」
と頭の中で理想のPC環境を夢想したものだ。

ボクの場合デジタル写真の加工をするので800MHzじゃ足りないけど、
PentiumW以上のCPUとメモリは1Ghzくらいあればそれ以上に必要なものは確かになにもない。

問題といえばネットの速度と記憶メディアの容量だ。
できあがった写真をデータのまま次の行程やクライアントへ転送するなら回線は速いほど良いし、
撮りまくった写真をバックアップしておくのに現状のCD-Rでは体積がかさばって仕方がない。

DVDはメーカーの間で未だに規格が統一されていないし、
一日も早く大容量で安価な記憶メディアが登場することを心から心から望みます。










2002.11.21 「おこぼれちょうだいの2番手国家」


ゴッドファーザーという映画がある。
イタリア系アメリカマフィアの3世代を追っかけた映画だが、
時代の流れの中で暴力ヤクザが合法経済ヤクザに変わっていく様が描かれている。


自動車好きのボクは個人的に、
一部を除きアメ車にあまり魅力を感じない。
アメ車の味付けそれ自体がアメリカ人の好みなんだからと言われればそれまでだが、
商品としてあんなもののどこが良いのか私にはさっぱり理解できない。
しかし世界で一番多く売れている車は事実アメ車だ。

貿易摩擦という言葉はいまはもうなくなりつつあるが、
その昔アメリカは自動車メーカーの幹部が政治家まで引き連れて日本にやってきて
「ヘイ !! 俺たちのクルマをかわねえと大変なことになるぜ」
と当時の通産省や国産自動車メーカーに脅しをかけていた。

アメリカは「悪の枢軸」として北朝鮮・イラン・イラクをならず者国家に任命さしあげたが、
この世界で一番の厄介者は実はアメリカなのかもしれない。

国が生まれてまだ数百年のこの赤ん坊国家は、
人間の赤ん坊がそうであるように、
自分が満足いかないとだだをこねる。

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話は全く飛ぶが、
日本人はつくづく自分から何かを変えることのできない民族なんだなと思う。
内部改革のできない民族性なのだ。

黒船に大砲を撃ち込まれたり、
原爆を立て続けに落とされて初めて
「はっ、最近のオレ達ちょっと調子に乗りすぎだったかい?」
と気づく。

黒船があって明治維新があり、
敗戦があって高度経済成長があった。

どん底からはい上がる雑草根性はあるけれども、
目の前に見えている大きな問題を誰も声高には叫ぼうとしない。


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さてボクは今こうして上海にいて中国人について思うことは、
彼らは元気で単純でわがままだということだ。

ボクも元気な方だが、
彼ら中国人の前ではパワー負けする。
朝から晩まで大きな声で根拠のないわがままな持論をあたり構わずがなくりたてるあのパワーは、
一体どこからくるのかとつくづく感心する。

ボクはアメリカには行ったことはないのだけれど、
想像上のアメリカ人とボクの知っている中国人は合致するところが多い。

そしてこの元気で単純でわがままなのはそのまま国の力に直結しているように思う。

20世紀のアメリカはパワーで世界をリードした。
いらんものも作ったけど便利なものもたくさん生み出した。
21世紀、
その役目は中国が負って立つのかなと思う。

人類にはまだ一つになれるような一体感はなく、
こうしたリード役になってくれる国が必要なのだ。

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しばらく外に出てみて日本について気づいたこともある。
月並みな意見だけどボクら日本人はちょいと特殊な部分があるということだ。

それは日本が地理的に島国であるということと無関係じゃないと思うのだけれども、
特殊が故に日本人にしかできないこともある。

それは簡単に言うと「精密かつ確実な仕事ぶり」だ。
心の中でむかつく上司だと思いながらも深夜まで残業して完璧な設計図を書き上げるだとか、
胃に穴をあけつつ頭もハゲ上がりながら書類を整理するなんていうのは、
中国人だったらとうの昔にブチ切れて仕事を投げ出していることと思う。

こうして日本人の精密かつ確実な仕事ぶりによって生まれてきた商品達は、
はたして世界各国で認められてMade in Japanという大きなブランドまでこさえてしまった。

戦後の日本は自国の商品を主にアメリカに買ってもらうことによって潤ってきたけれど、
上に述べたようなことから21世紀はそれを中国に買ってもらう時代になるのかもしれない。

同じアジアの国同士として大国である中国に日本は引っ張ってもらう。

それで良いじゃないかと最近思うし、
同時にそれしかないじゃないかとも思う。

すると日本はいつまで経ってもおこぼれちょうだいの2番手国家かもしれないけれど、
温厚で真面目な日本人にはそれが一番良い選択方法なのかもしれない。












2002.11.16 「とにもかくにも上海へ戻ってきました」


なんだか今回の日本はとても疲れて、
自宅から空港へのバス、
機内、
上海空港から自宅までのバス、
全て眠りこくっていました。











2002.11.01 「上海はここのところ雨続きです」


今年もあと二ヶ月ですかぁ。
上海にいると時間の流れが速く感じます。

さて明日から15日まで2週間ほど日本に一時帰国しますので、
サイトの更新が滞るかもしれません。
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