2002 OCTOBER COLUMN
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2002.10.21 「最初、ランプがぶっ壊れたのかと思いました」


ちょっとこれを見て欲しいんである。


←前方をゆくトラックぅ


ボクは同乗者だったのですが、
右折したがっていたトラックに道を譲ってあげたらなんとですな中国に来てから初めて、


「ありがとうハザードランプ」


を受けてしまいました。


しかーも、
ドリカムの曲じゃありませんが
「あ・り・が・と・う」
と5回ハザード出したような出さんかったような・・・。

中国と関係を持ち始めて8年目、
あたしゃなんとも自分の目を疑いましたが、
とにかく大陸にて初ありがとうハザードを受けた記念として、
ここに記しておきます。

いやあ感動だ。










2002.10.20 「かもしれないアル」


先日、
上海国際賽車有限公司が動き出した。
2004年にできるサーキットでF1も開催される予定だ。


←発表会場。シートの中はジャガーF1

来年2003年には建設途中のサーキットと一般公道を組み合わせて、
日本のGT選手権もエキシビジョンレースとして開催する計画があるらしい。

F1が開催できるほどのサーキットということはちゃんとした立派な設備を備えているはずで、
毎週末F1といわず何らかのレースやイベントが組まれることになるんだと思う。
いやー、楽しみだなー。
通っちゃお。
がるる。



昨日の夜、
衡山路のバーで友人と一杯やっていたらテレビにマックス・モズレーがでて
15分ほどのインタビューに応えていた。

インタビュアーは上海テレビ局のF1解説委員で、
ボクは生ビール片手に酔っぱらいながらテレビのモニターを薄目でじーっと見上げていた。

マックス・モズレーという人はFIA(国際自動車連盟 http://www.fia.com/)の会長さんで、
たいへんわかりやすく言うとF1レースその他を取り仕切っているドンである。
自動車業界バージョンのアナン事務総長みたいなもんかな。

とにかく、
ボスである。
大物なんである!

それを見てボクが思ったのは
「こんなガラス張りギラギラでバックの夜景が超きれいな場所に引きずり出して、
マックス・モズレーがここまでテレビに露出してインタビューに応えているだなんて、
ふぅ、完璧に日本は中国に負けてるなー」
ということだった。
今宮純さんにこういう芸当はできないんじゃないかと思ってしまったわけだ。

いや、
今宮さん個人の力が足りないとかそう言う事じゃなくてね、
日本という国の力が足りないんだなーと感じた。
勢いも注目度も足りない。

それとは逆に中国人はいま乗りに乗っているよねー。

さらに彼ら中国人は交渉が上手くてどこからともなくビジネス話を持ってくる天才だし、
理屈抜きでわかりやすくハッキリと相手に自分の意思を伝えられるし、
言語取得能力も島国日本人なんかよりぜーんぜんすごくてコミュニケーション能力に優れているし。

2002年の今はまだ中国こんなんだが、
はっきり言って国際舞台には中国や中国人の方が向いていると思うし、
近い将来間違いなくそうなるんじゃないかとボクは思っている。

中国人が日本に大挙して押し寄せ、
「はーい、ソニー・ホンダ安いアルね!」
日本人をこき使う日が来る、
かもしれないアルね。










2002.10.13 「侍じゃ」


佐藤琢磨おめでとう。
あの状況でよく入賞したなと思う。
素晴らしい。

久々に涙ぐんでしまいました。

今夜はうたげじゃ。










2002.10.09 「ロータス」

昨日、
南京路の伊勢丹近くでロータスエリーゼを見かけた。

ロータスエリーゼってのはどういうクルマかっていうと、
ネット上からぱくってきた写真によると


←上海ならたった2時間でハナクソが真っ黒になれます

こういうクルマです。


屋根全開。


ロータスの代理店が上海にあるのは見かけていたけれども、
実際に乗っているヤツを見たのは初めてです。
しかもエリーゼ。


上海でオープンカー、
これはたまに見かけます。

メルセデスのSLK。
よく見ます。

トヨタソアラ。
なかなか頑張ってカッコつけてますね。

しかーし、
エリーゼを上海で乗るってのは伊達や酔狂でできるもんじゃありません。
しかも屋根外して。

アルミボディを採用した本格スポーツカーであるエリーゼの本領を、
この上海の一体どこで発揮するのか疑問がわきますが、
最高に格好良かったです。

ボクもああいう不良な大人になりたいなー。










2002.10.06 「みたび、トライ」


友人と共に
また足裏マッサージに行ってみた。

前々回はマッサージ後3日ほど、
もみ返しで歩くたびに足裏が痛かった。

果たして今回は、
痛くなかった。

ボクは気づいたのだけれども、
少々の痛みならまだしも、
脂汗が出るほどの痛みを我慢してマッサージってのもあまり良くない。

「まてまて、足裏マッサージとは恐らくこういうものなのだよ。
この痛みを乗り越えれば快楽が待っているのだよ。
ここはオトコ前原、我慢ぢゃ、がまぁーん」

今考えると、
お金払ってまでそんな苦しみを味わうことはないのだ。



今回のマッサージはとっても気持ちが良かった。

これだったらまた行っても良いなと思える。


←鼻の穴全開


先生の顔は少し怖かったけど。










2002.10.05 「上海の歯科医院」


人の治療につきあって
上海で地場の歯科医院へ行って来ました。

現地の歯医者さんとは一体どんなところなのか。
麻酔なしで歯を抜いているとか、
診察台が腐ってサビついているとか、
頭ん中でそういうイメージを持ちながらいざ観察へ。


実はボクの父親は歯科医師をしています。
ボクのおじいちゃんも歯科医師です。
ひいおじいちゃんも歯科医師です。

つーことでひょっとすると前原歯科は、
日本に西洋歯科医学が伝わった頃から続く由緒ある看板なのかもしれないですなー。

ま、
なんにしてもボクの代からは違うけどねぇ・・・。←上海で自由気ままにやっている放蕩(ほうとう)息子





意外に綺麗ですよねー。

ボクが想像していたものよりもずいぶん新しくて綺麗でした。





ツバを吸ったりする
バキュームなど。

機械はこれで3年ほど前のものだそうだ。




歯をギュイーンと削るエンジンの速度を足で調節するスイッチ。

3年前というと日本だったらもっと良い機械だと思う。
半分聞き忘れたんだけど、
診察台1台で10万元と言っていたと思う。




ツバ吐き所
日本と同じだ。




スイッチ・ボタン類の作りがちょっとださい気がする。




技工室。
ここに日本語を勉強するテキストが置いてあった。
女性スタッフが勉強しているのだそうだ。

ここの診療所そのほかにも
「日本のにおい」
がそこかしこからなんとなく感じられる。




ライト。




エアコンプレッサー。
普通エアコンプレッサーって室外に置かないか?

しかも診察台の真横にあるとは・・・。
騒がしそうだ。




待合室。




診察台のメーカー。




サンスターの歯ブラシ置いてありました。




価格表。
受付の男性に聞いたら、
「これは2年ほど前のもので、今は少し高くなっています」
とのこと。

だったら貼るなよ。

受付の男性に聞いたらここの院長は日本の歯科大学を卒業しているとのこと。

しかもよくよく聞いてみたらなんとボクのオヤジと同じ大学だった。
(なんという偶然だ)




廊下。




外観。




これがここの院長、
陸方先生。

少しだけお話をお伺いすることができた。

先生は97年に日本の歯科大学を卒業されて上海に来ているのだが、
最近この診療所でも日本人の客が非常に多いのだという。

それで女性スタッフが日本語を勉強していたのか。なるほど。


彼女は今真剣に日本人歯科医師を雇うことを考えているのだそうだ。

今年に入ってから日本側の知り合いなどを通じて探してもらっているとのことだが、
給与は日本と同じ程度の額を提示しても、
なかなか来たがる先生がいないのだという。

中国という場所柄を考えた場合、
それはある程度仕方のないことかもしれないと先生は肩を落とす。


今の診療所は2年ほど前に引っ越ししてきた場所なのだけれども、
最近お客さんが多すぎて、
近くにもう一つ診療所を開業することを予定しているのだそうだ。

「もう、手が回らなくて本当に忙しいです」


うむ、なるほど。
そのわりにはあんた白衣着てないじゃん。

それはたまたまだったのかもしれないけれど、
「人に任せて自分は楽する」
といういかにも中国式ビジネス手法なんだなと思った。



先日ボク自身の歯の詰め物が取れた。

「先生、ここでアマルガム詰めてもらったらおいくら程するんでしょうか?」

「ウチはアマルガムは扱っていません。
金属のかぶせものを作ります。
500元です」

おお、
結構とるなー。



中国の歯科医院は保険を適用できるところとできないところに別れるのだそうだ。
陸先生のところはできなくて患者の全てが自費。

なんか中国の保険制度がボクはよくわからないのだが、
ざっくばらんに言うと、
日本と違ってこちらは自分自身で保険をかけていくのだそうだ。

お金がなくて保険をかけられない人なんかは病気したらどうするんだろうか。



どっちにしても陸先生のところは大変繁盛しているみたいだから、
患者の側が診療の質や値段を考えて自分でどこの病院にするのか選択するような感じになっているのかな。

ある意味日本より進んでいるのかもしれない。


いま日本の歯科業界もコンビニ並に診療所が乱立していてとっても厳しい状況だから、
「よっしゃオレも中国行ってみっかな」
これからそう考える医師が出てきても良いと思う。

とりあえず陸先生のとこの写真をオヤジにメールしておいた。










2002.10.04 「ユニクロ上海」


行ってきたんですけどね、
中国にしてはちょっと値段が高いかなと思いました。
http://www.uniqlo.com.cn/

あまり、
日本と変わらないんですよねー。


←エスカレーターをあがって2階部分ぶち抜き

上海人はユニクロなんて全然知りませんから、
このプライスで売っていくんだったらまずユニクロ自体をブランドとして浸透させないといけないですよね。

といいつつたった今テレビでユニクロのCFやってますな。
なかなか格好いいじゃんか。


さしあたってボクは、
靴下とパンツとTシャツを補充しておきました。

店内の感じはですね、
えらく気合いが入っていました。

そこら中に日本人スタッフが立っているしこちらを見る目つきが鋭いので、
なんかちょっと買い物しづらかったです。










2002.10.02 「腐りかけたプレイ2」


今年ももう10月だよぉ。
なんか中国にいると時の流れるのが早い気がするなー。



早速ギター買いましたわ。




    ←スタンダードタイプのアコースティックギター


買ったのは「知音(6326-1080)」というお店の金陵路店で、
上海の楽器関係ではここが一番でかいんじゃないでしょうか。

「Johnson」という中国メーカーのものが安くて少し魅力的だったのですが、
木はうねってるしペグは薄汚れているし、
なんと言ってもピックガードの材質とデザインが最高にださかった。

「どうせ買うんなら」と思って結局ヤマハにしました。
在庫がこれしかなく展示品のみだというので1万円ほどまけさせて購入。
思えばヤマハのギターを買ったのは初めてですね。

買ったは良いのですがスコア(楽譜)がなーんにもないので、
11月に一時帰国するまでは適当に遊んでみます。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


ギターを買った帰りに、
「よっしゃ、吉野家の味をもう一度見てみよう」
と思い店に行ったらたまたま上海吉野家の総経理(支社長)の方と名刺交換することになりました。

実はギターを購入する前にナショナルの炊飯器も購入したのですが、
吉野家の店内で右手にギターケース左手に炊飯器抱えて、
既に注文されて出てきた牛丼をテーブルへ置きっぱなしにして総経理と名刺交換ってのも、
緊張感がなくてなーんか変な感じでした。(笑)

以前のコラムでも同じことを書きましたけど、
ボクが思うに味は日本とほぼ同じです。
前回と比べても落ちていませんでした。
ただ、
日本と同じ味だからって上海人の舌に合うかどうかは分かりませんけどね。

今回行ったときは前回と違ってお客さんもたくさん入っていたし(隣のピザハットほどじゃなかったけれど)
値段も普通なので(中国人にとって)中国人曰く
「これはいけるのではなかろうか」
ということでした。

上海に味千ラーメンという九州資本のラーメンチェーン店があるのですが、
ここは成功しています。

日本人の舌からすると
「なんじゃこのラーメンわぁ!」
なのですが安いのが勝因じゃないでしょうか。

上海に数多くある日本料理屋は値段が高すぎて普通の中国人じゃ食べられませんからね。

吉野家さん上海でも頑張ってくださいまし。