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2001.06.30 「小走り肉まん」


はっきりいって、
ボクは上海に来てから確実に太った。

昔からある定説で、

「中国へ来ると女性は太り、逆に男性は痩せる」

というのがあるが、
ボクの場合は全く逆で、
太った。
原因は朝食だと思う。

自宅の近くにある麺屋が毎朝肉まんを蒸籠蒸しにして街頭販売しているのだが、
来中後ほぼ毎日、
重量級とはいえないものの、
中量級クラスのこの肉まん 2 個を欠かさずに食べていた。

1 個が 0.7 元だから、
2 つ合わせても 1.4 元のこの肉まんだが、
とーっても美味しいのだ。

さらには、
ボクが 1.4 元を手の中に握りしめて、
スキップまじりの小走りで肉まんを買いに行くと、
売り子のおねーさんが、

「あなたいつもの肉まん 2 個でしょ、ハイどうぞぉ」

って、
その目をキラキラ輝かせながら待っていてくれるのだ。

「うぉー、オレおねーさんの常連じゃんかぁ」

そう思うとついつい毎日小走りで肉まんの買い出しに行ってしまうのだ。

夏を目前にして人様に見せる肌の露出具合が増すシーズン。
ダイエットのためにも小走りで肉まんを求めに行くのは、
しばらくやめにしようと思う。








2001.06.28 「セミ」


今日、 今年初めてセミの鳴き声を聞いた。
今日の上海は実際に暑いけど、
セミの声を聞くと暑苦しさが倍増する。

上海はもう夏かな。








2001.06.27 「全てのデカイ者達へ」


今朝、
新型のメルセデスベンツCクラス、
C240を見かけた。

フロントガラスには新車のタグが貼られ、
運転手は白い手袋をしていた。
納車前なのか。

それにしても中国人はメルセデスが大好きだ。
それから察するに、
おそらく中国人は威厳好きなのである。

更にいうと、
中国人はでかいクルマが大好きだ。
だから、
前出のCクラスよりもメルセデスでもっぱらの人気はSクラスである。

「こ洒落たコンパクトハッチが素敵ね」 とか、
「スマートなステイションワゴンでウィークエンドをエンジョイ」 とか、
「オレのエボはこの峠最速だぜいベイベー」 とか、
そういう多様化したクルマに対する価値観がまだ中国にはないのだろう。

ここではデカイことがいいことなのである。







2001.06.25 タン



中国人の皆さんは町中やなんかで良くツバやタンを吐きまくる。

上海は 6 月 17 日から梅雨に入ったらしい。
連日の雨続きだ。

晴れたときであればツバやタンを瞬時に見抜いて 「サッ」 とかわせるのであるが、
路面が濡れているとその見分けが難しい。

今日は粘着度の高いネバネバのタンをかかとで踏みつけてしまって、
もう少しで後ろにのけぞって転ぶところだった。

上海人の皆さん。
雨の日のタン吐きは、
くれぐれも道路の端っこの方へよろしくお願いいたします。








2001.06.22 大阪小学校児童殺傷事件について。


同小学校の 6 年生男子児童が小泉純一郎首相に支援を求める電子メールを送ったらしいのだが、
それに対して小泉首相から
「できる限りの応援をする、頑張れ」
との返事メールが届いたとのこと。

思わず涙ぐんでしまったぞぉ。








2001.06.21


このサイトの写真にはコメントがついている。
これはどうしてかというと理由は簡単で以下の 2 点。

1. 1 枚の写真が完全に表示されるまでの間皆さんにコメントを読んでいただいて、実はコメントによって時間稼ぎをしている。

2. フォトサイトは普通写真のみで勝負をかけるものだけれど、写真のウデが未熟なもんだから、文章で表現力をカバーしている。

このどちらもがボクの本心なんだけれども、
1 は、
ペラッとめくれば写真がドーンと出てくる雑誌と違って、
2001 年 6 月現在、
画像表示にある程度の時間がかかるネットという媒体特性を考えてのこと。

2 ですけれども、
実はここにボクなりの考え方があります。
簡単に言うと、

「写真だけじゃ見ている人が面白くなーい」

って思ったからです。

1 枚 2 枚ならいいけれど、
たくさんの写真を、
その写真を撮った背景とかなーんにも分からずに、
じーっとロード時間を待ちつつ見るのって、
例えそれがどんなに良い写真でもなかなか耐えられないでしょ。
少なくてもボクはそうなんですよね。

「己の写真に長々と文章くっつけるなんざぁ、真の写真家ぢゃあねぇ!!」
なんていうこだわり派の写真家さんもいそうですが、
見る人が面白くなかったら全く意味ないので、
ボクはポリシー持って自分の写真にテキストくっつけているんです。

これはどんな分野についてもいえることだとは思うのですが、
ある分野にのめり込むことによって、
人って多かれ少なかれみんなその分野のオタクになってゆくんですよね。

そうこうしているうちに、
その分野に精通している人にしか分からないものを作り上げてしまう。
これが一番怖い落とし穴だと思うんです。

「パッシュイメージズ」 はそんな落とし穴にはまらないように作りたかった。
そういう理由から写真にテキストがくっついているんです。

見ている人が楽しめて、
退屈しないのが一番ですからね。








2001.06.20


今日はまたまたリバーサルフィルムに関して。

上海だと銘柄はコダックか富士のどちらか。
それ以外のメーカーは見たことがありません。

ボクがよく利用している 「冠龍照相器材公司(以下冠龍)」 は上海でも最大級の写真屋で、
ここの本店 (南京路と河南中路の交差点) に来てできないことは他のどの店に行ってもできないでしょう。

冠龍はコダック系列の店だからコダックのフィルムはとっても豊富。
以前は富士のリバーサルフィルムも扱っていたんだけれど、
最近は全てコダック製品になっています。

ボクはコダックのフィルム好きだからそれでもいいけれど、
願わくばリバーサルフィルムの値段をもう少し安くして欲しいなぁ。

これは冠龍に対して文句を言っても仕方のないことだけれど、
36枚撮り1本で70元は日本とあまり変わらない値段だものなぁ。
ていうか、
今のレートだと日本よりもむしろ高い。

前述の冠龍はなかなかすごいお店でして、
以前ボク、
フラッシュをカメラの上に装着したまんまタクシーに飛び乗ったらその衝撃で

「バッキンコ」

って根本を折っちゃった事があったんです。

ボクのカメラは普及型のカメラじゃないから、
「これは日本に帰って修理するまでフラッシュは使えないな」
と落ち込んでいたんですね。

で、
ダメもとで冠龍に持ち込んだら30分でなおちゃいました。
本店の2階にある修理フロアで直らなければ日本で直すしかないでしょうね。








2001.06.19


マイチャリンコをぱくられた。
カルフールで買った新品の自転車・・・
ボクの自転車・・・

「これで行動範囲が広がったぁ」
などと無邪気に大喜びしていたのもつかの間、
たった 2 週間の命だった。

あるはずの場所に自転車がなかったとき。
視力未だに 2.0 のボクはそのことを 100m くらい手前から確認できたんだけど、
そのときボクはまるでちびまる子ちゃんキャラクターの皆さんよろしく、
顔面にくっきりとラインが入りながら血の気が引いてゆくのを確認できた。

「くはぁ!ぢゅてんしゃがぬあい!」

直径 2cm ほどのふっといワイヤーでガードレールにくくりつけていたんだけど、
新品の自転車を目の前にした中国人にとって、
「たった直径 2cm 」 のワイヤーなんて 「ないも同然」 だった。
(勝手に中国人のしわざと断定しちゃってるけど・・・)








2001.06.18


ボクはこのサイトに載せている写真は
いまのところすべてポジティブフィルム (リヴァーサルフィルムともいう) というもので撮っているのですが、
今日はこのポジフィルムのことについてお話ししたいと思います。

ここ上海の場合、
リヴァーサル1本約70元です。(1元約15円)
フィルム自体の価格は日本と変わりません。
でも現像が安いんです。

1本20元。

現在のレートで換算した場合300円ってところでしょうか。
ただし、
仕上がりも300円相応って感じです。

1・フィルムを機械で処理したときのローラー傷がたまにフィルム上に残る。

2・フィルムを6カットずつに切ってシートに差すのだけれど、切り方が下手で、写っている面まで切ってしまっている事がある。

3・作業員の手あかがこびりついている。

4・ほこりまみれ。

5・フィルムをシートに差す場合、普通上から順番に入れると思うのだけれど、下から順に入っている。しかも裏表も逆。

と、
困ったことだらけなんです。
5・は自分で差し替えれば済むことなんだけれど、
そのほかは直接写りに関わることだからちょっとねえ。

しかし現像代が20元てのはすんげえ魅力的です。








2001.06.08


今までにも何度か 「自分の意見が述べられるコーナーが欲しいなぁ」と思うことがありました。
というわけで今回ドメインの取得に伴い、
新たにコラムコーナーを設けました。

ボクのたわごときいてくれい!
↓ 以下、ある友人へ書いたメールの抜粋です。

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久々に旅行で来て撮るのと、
こっちに生活の場を移して撮るのとではまた違った感じがします。
ボクは旅行で来て撮るというパターンの方が撮りやすいかな。

旅行は気持ちが高揚してるでしょ、
それに生活に根ざしていないから、
ひらめきでシャッターが切れる。

街を歩いていても旅行だと、
ずけずけと人を撮ったり、
無理なポジションへも
「もう2度と来られないかもしれないから」
そう考えるとそこまで行って撮っちゃう。

こっちに住んでると、
「いつでも撮れるから、ま、いっかぁ」
ってなっちゃう。

必ずしもそうやって無理なポジションへ行ったり、
人を無理矢理撮ったような写真が良いものだとは言えないけれども、
そうやって撮った写真は
「普通じゃない」
事は確かだから、
一見良い写真に思えちゃうんだよね。

何気ない日常の中にでも撮り方によっては良いものがたくさん撮れるんだけど、
せっかく上海で生活しているボクにとっての当面の課題は、
そういう写真なのかな。

まぁでも自分の写真のスタイルは変えようと思っても、
なかなか変えられるものじゃないからね。

写真って結局、
写す人の生き方そのものが写るものだからね。
ウソはつけません。